英単語は声に出すと覚えやすい?|記憶の研究でわかる効くやり方と落とし穴

単語帳を眺めても、翌日にはほとんど忘れてるんですよね…

気持ちはわかります。多くの人が同じ悩みを持っています。記憶の研究では、覚え方を少し変えるだけで残り方が変わることが調べられているんですよ。

声に出すといいって聞きますけど、根拠はあるんですか?

実は、声に出すと覚えやすいのかは、記憶を調べる心理学でくり返し実験されてきたテーマです。ただ、効きやすい条件と効きにくい条件があると報告されています。

でも、電車や職場だと声なんて出せないんですよ…

そこは大事な点ですね。研究では声を出す以外のやり方も比べられているので、場面に合わせてやり方を選べるように整理できます。

正直、僕みたいな大人が今から試しても効くんですか?

結論から言うと、研究で言えることと、まだ言えないことがあります。この記事では、実験やデータを 1 つずつ順番に見ながら、その線引きをしていきます。
結論: 記憶の研究では、声に出して読んだ単語は、黙って読んだ単語より、あとで「見たことがある」と見分けやすいと報告されている。この現象は「プロダクション効果」と呼ばれる。ただし効果が大きいのは、一部の単語だけを声に出したときだ。全部を声に出すと、見分けるテストでは効果は残るが小さくなり、書き出すテストでは差がはっきりしない。英単語は「全部を声に」より「覚えにくい単語を選んで声に」が、研究と合うやり方になる。
この記事でわかること
- 声に出した単語が覚えやすくなる「プロダクション効果」の中身と、確かめた実験
- 全部の単語を声に出すと効果が小さくなる理由と、声に出すことの損の面
- 声を出せない電車や職場で使える、口パクや書くといった代わりのやり方
- 外国語の単語で試した研究と、英語学習に当てはめるときの注意点
声に出すと覚えやすくなる「プロダクション効果」とは

プロダクション効果って、そもそも何のことですか?

声に出す一手間で、単語に目印がつく現象のことです。2010 年の実験では、声に出した単語のほうが「さっき見た」と見分けやすかったんですよ。
英単語帳を眺めているだけだと、翌日にはかなり抜けてしまいます。そこで昔からよく聞くのが「声に出して覚えると残る」という話です。
記憶の研究では、この話にきちんと名前がついています。production effect (= プロダクション効果。声に出すという一手間で、単語に目印がつくイメージ) です。
この現象を詳しく調べたのが、MacLeod (マクラウド) らの 2010 年の研究です。MacLeod は記憶を調べる心理学者で、この現象が「どこまで起きるか」の線引きを実験で確かめました。いわば現象の地図づくりです。
研究チームは 8 つの実験を行いました。どれも再認テスト (= 「この単語、さっき見ましたか?」に「はい・いいえ」で答える、選択問題のようなテスト) を使っています。
結果はこうです。
- 学ぶときに声に出して読んだ単語は、黙って読んだ単語より正しく見分けられた
- 声を出さずに口だけ動かす「口パク」でも効果が見られた
- 意味のない、でも発音できる作り物の単語でも効果が見られた
- 黙読の成績が低いのは「黙読だと手を抜くから」ではないと確かめた
2017 年には、この分野の総説 (= それまでの研究を見渡して整理した論文。教科書の 1 章のようなもの) も出ています。総説によれば、言う・書く・タイプするといった単純な「産出」(= 自分の口や手で外に出すこと) で、黙読よりかなり記憶が良くなることがあるとされます。
身近な例で言えば、黙って読むのは「目で見るだけ」です。声に出すのは「目で見て、口を動かし、耳で聞く」です。同じ 1 語でも、手がかりの数が違うわけです。
ここまでのまとめ: 声に出した単語が黙読した単語より覚えやすくなる現象は、研究で「プロダクション効果」と呼ばれ、くり返し確かめられている。
全部声に出すと効果が小さくなるのはなぜか

えっ、全部声に出せばいいわけじゃないんですか?

そう思うのは自然です。たくさんの研究の平均をとったメタ分析では、全部声に出すと効果は残るものの、一部だけのときより小さくなると報告されています。
ここからが、上位の解説記事ではあまり書かれていない話です。
実は 2010 年の研究の最初の 3 つの実験では、効果が出る場面が限られていました。効果が出たのは、同じ人が一部の単語だけ声に出し、残りを黙読する「混ぜるリスト」のときです。
研究の世界では、比べ方が 2 種類あります。
| 比べ方 | どんな実験か |
|---|---|
| 混ぜるリスト | 1 人が、一部の単語は声に出し、残りは黙読する |
| グループどうしの比較 | 全部声に出す人と、全部黙読する人を比べる |
では、グループどうしで比べると効果は消えるのでしょうか。これを調べたのが Fawcett (フォーセット) の 2013 年のメタ分析です。
メタ分析とは、たくさんの研究の結果を集めて平均をとる方法です。クラス全員のテストを集めて平均点を出すようなものです。
その結果、グループどうしの比較でも、再認テストで中程度の効果がありました。数字で言うと g=0.37 です (= 声出しの人と黙読の人を 1 人ずつ選んで比べると、10 回中 6 回くらいは声出しの人が上、という程度の差)。
2023 年には、研究を増やした更新版のメタ分析も出ています。こちらは次のように報告しています。
- グループどうしの比較でも、再認テストでは信頼できる効果がある
- ただし、その効果は混ぜるリストのときより小さい
- 思い出して書き出すテスト (= 再生テスト。白紙に覚えた単語を書き出すテスト) では、全体として効果は見られなかった
つまり「全部声に出せば全部よく覚えられる」とは言えません。全部を声に出すと、見分けるテストでは効果は残るものの小さくなる、というのが研究の現時点での答えです。
ここまでのまとめ: 一部の単語だけ声に出すと効果は大きく、全部声に出す人と全部黙読する人を比べると効果は小さくなる。書き出すテストでは差ははっきりしない。
「目立つから覚える」という考え方と、残っている議論
なぜ、混ぜたときのほうが効果が大きいのでしょうか。研究者がよく使う説明が「目立ち」です。英語では distinctiveness (= ほかとちがって目立つこと) と呼ばれます。
黒一色のノートを思い浮かべてください。何行かだけ赤ペンで書くと、あとでページをめくったとき、赤い行がパッと目に入ります。声に出した単語は、この赤い行のようなものだという考え方です。
2010 年の研究では、一部の単語に「同じ手の動き」や「同じ声」をくり返すだけでは効果が出ませんでした。そこで研究チームは、声に出すとその単語だけの見分けやすい情報が加わるから目立つ、と解釈しました。
この考え方に立つと、全部を赤ペンで書くと赤が目立たなくなるのと同じことが起きえます。全部を声に出すと、声に出したこと自体が目立たなくなる可能性がある、というわけです。
ただし、仕組みはまだ決着していません。2012 年の Bodner (ボドナー) らの研究は、目立ちの説明の根拠を見直した研究です。
この研究では、ある課題で目立ちの説明とは別の考え方のほうが合う結果が出ました。再認テストの結果は、目立ちの説明とも、強さの説明 (= 声に出すと記憶の線そのものが太くなる、という考え方) とも矛盾しませんでした。
つまり「目立つから覚える」は有力な説明ですが、研究者の間でも議論が残っています。この記事では、目立ちの説明を「使い方のヒント」として扱い、確定した仕組みとしては扱いません。
ここまでのまとめ: 声に出した単語が覚えやすいのは「目立つから」という説明が有力だが、仕組みについては研究者の間でまだ議論が続いている。
声に出すことの得と損

声に出して損することなんて、あるんですか?

実はあります。2014 年の研究では、混ぜて覚えたときの得は、黙読した単語の成績が下がる形で出ていました。シーソーの片側が下がるイメージです。
声出しには得だけでなく、損の面もあると報告されています。「声に出せば何でも良くなる」と考えないために、ここで整理しておきます。
2014 年の Jones (ジョーンズ) らの研究は、自由再生 (= 覚えた単語を順番自由で思い出して書き出すテスト) で得と損を調べました。結果は意外なものでした。
- 自由再生でも、効果が見られたのは混ぜるリストのときだけだった
- グループどうしの比較では、効果は見られなかった
- 効果は主に「黙読した単語の成績が下がる」ことで生じていた
最後の点が大事です。声に出した単語が伸びたというより、同じリストで黙読した単語が影に隠れた、という見方です。シーソーの片側が上がったのではなく、もう片側が下がったイメージです。
同じ年には、別の損の面も報告されています。Jonker (ヨンカー) らの研究は、単語の「並び順」の記憶を調べました。
その結果、並び順を正しく並べ直すテストでは、全部黙読したリストのほうが成績が良かったのです。全部声に出したリストや、混ぜたリストより良い結果でした。1 つ 1 つの単語に注意が向くぶん、並び順への注意が減る、という引き換えのイメージです。
ただし、英単語を覚えるとき、単語の並び順を覚える必要はあまりありません。並び順の記憶は、単語の意味を覚えることとは別の記憶です。
一方で、得の面もあります。2023 年のメタ分析では、声に出すと、リストに無かった単語をまちがって思い出す誤りが減っていました。
| 声に出すことの得 | 声に出すことの損・限界 |
|---|---|
| 声に出した単語は見分けやすくなる | 混ぜたときの得は、黙読した単語が下がる形で出る |
| まちがった単語を思い出す誤りが減る | 全部黙読のほうが並び順は保たれやすい |
| グループ比較でも再認では効果が残る | 全部声に出すと書き出すテストでは差が出にくい |
音読全般の効き方については、英語の音読は本当に効くのか、効く音読と効かない音読を研究で整理した記事で扱っています。この記事では、単語を覚える場面での声出しに絞っています。
ここまでのまとめ: 声出しには得と損の両方がある。混ぜたときの得は黙読した単語が下がる形で出るなど、「声に出せば何でも良くなる」わけではない。
自分の声を聞く・口パク・書くでも効くのか

電車の中だと声を出せないんですけど、どうすれば?

多くの人が困る場面ですね。2012 年の研究では、口パクや書くことでも黙読よりは記憶が良くなりました。声に出すほどではないですが、十分な一手間です。
声に出すと覚えやすい理由の 1 つは、自分の声を聞くことにあるようです。
Forrin (フォリン) らの 2018 年の研究は、4 つの学び方を比べました。自分で音読する、録音した自分の声を聞く、他人の声を聞く、黙読する、の 4 つです。
その結果、記憶の成績には段階がありました。
- 自分で音読する
- 録音した自分の声を聞く
- 他人の声を聞く
「録音した自分の声を聞く」は、自分で言うのと他人の声を聞くのとの間に入りました。研究チームは、声に出すことには「口を動かすこと」と「自分の声という特別な音」の 2 つの目立つ要素がある、と解釈しています。自分の声は、自分あてに届いた手紙のように注意を引く、というイメージです。
では、電車や職場など、声を出せない場面ではどうすればよいでしょうか。ここで役立つのが、2012 年の Forrin らの研究です。
この研究では、黙読と比べて、次のやり方がどれも記憶を高めました。
- 単語のスペルを言う
- 単語を書く
- 単語をタイプする
- 口パクする
- ささやく
ただし、口パク・書く・ささやくは、声に出して言うほどの効果はありませんでした。声に出すのが一番太い蛍光ペンで、口パクや書くは細めのペン、というイメージです。何も書かない黙読よりは、細いペンでも線を引いたほうが目に留まります。
ここまでのまとめ: 自分の声を聞くことも記憶を助ける。声を出せない場面では、口パク・書く・タイプでも黙読よりは効果があると報告されているが、声に出すほどではない。
外国語の単語でも同じことが言えるのか

英語みたいな外国語の単語でも、同じように効くんですか?

外国語の新しい単語で試した研究では、声に出した単語のほうが 2 週間後まで忘れ方がゆるやかでした。ただ、対象は英語ではなくエスペラント語です。
ここまでの実験の多くは、母語の単語リストを使っています。では、外国語の新しい単語でも効くのでしょうか。
Icht (イクト) の研究は、第 2 言語 (= 母語の次に学ぶ言葉) の単語学習で、声出しの効果を調べました。ただし、対象は英語ではありません。
参加者はヘブライ語を話す学生で、エスペラント語 (= 国際共通語として人工的に作られた言葉) の新しい単語を学びました。声に出して学ぶか、声に出さずに学ぶかで比べています。
テストは、直後・1 週間後・2 週間後のどれかで行いました。結果は次のとおりです。
- どの時点でも、声に出した単語のほうがよく覚えていた
- 声に出した単語は、時間がたってからの忘れ方がゆるやかだった
砂に書いた字より、少し深く彫った字のほうが波で消えにくい、というイメージです。研究者は、外国語学習の最初の段階で声出しを使うことを勧めています。
英語を第 2 言語として学ぶ人を含む研究もあります。Brown (ブラウン) らの 2024 年の研究は、ドイツ語が母語で英語を学んだ人などを調べました。
その結果、母語でも第 2 言語でも、声に出した単語のほうが見分けやすくなりました。しかも効果は、母語より第 2 言語のほうが大きかったのです。研究チームは、慣れない言葉を音読すると、音の処理や注意が増えるためではないか、と議論しています。
年齢を問わない手がかりもあります。5 歳の子どもを対象にした研究では、絵を見るだけ・見て聞くだけより、見て自分で名前を言ったほうがよく覚えていました。
ただし、日本人の大人の英語学習者を対象にした研究は見当たりませんでした。ここで紹介した研究は、エスペラント語やドイツ語・英語の話者、子どもでの結果です。英単語の学習にそのまま当てはまるとまでは言えません。
ここまでのまとめ: 外国語の新しい単語でも声出しの効果は報告されているが、対象はエスペラント語などで、日本人の英語学習者での研究はまだ見当たらない。
研究が「まだ言えていないこと」
ここまでの研究には、はっきりした限界があります。正直に整理しておきます。
まず、実験の多くは母語の単語リストを短い時間で覚えるテストです。英単語が長く身につき、会話で使えるようになること自体を調べたものではありません。
次に、テストの種類によって結果が変わります。見分ける再認テストでは効果が出やすく、書き出すテストでは条件によって差が出ないこともあります。
さらに、外国語での研究は最長 2 週間の記憶を調べたものです。何か月も覚えていられるかは、まだ分かっていません。
総説も、解決すべき問題や未開拓の領域が残ると書いています。そのうえで、産出は一部の形の記憶を高める実用的な手段だ、と結論しています。
覚え方そのものを変えると定着が変わる、という話は、英単語をすぐ忘れるのは根性のせいではないと記憶研究で示した記事でも扱っています。声出しは、そうした工夫の 1 つとして位置づけるのが研究と合います。
ここまでのまとめ: 研究の多くは母語の単語リストを短時間で覚える実験で、英単語が長く身につくかは直接は調べられていない。
単語帳で試せる、研究と合う声出しのやり方

結局、明日から単語帳で何をすればいいんですか?

研究では一部だけ声に出すと効果が大きく出ていたので、覚えにくい単語に絞るのがおすすめです。ノートで大事な行だけ赤ペンにするイメージですね。
研究が示した条件を、単語帳を使った手順に落とし込みます。黙読を否定するのではなく、黙読と声出しを使い分ける考え方です。
手順 1: 1 ページの中で、覚えにくい単語だけ声に出す。研究では、一部だけ声に出すと効果が大きく出ていました。全部を声に出すより、引っかかる単語に絞るほうが「赤ペンの行」を作りやすくなります。
手順 2: 声に出すときは、自分の声をしっかり聞く。自分で言うことと、自分の声を聞くことの両方が記憶を助けると報告されています。小声でもよいので、耳に届く大きさで言います。
手順 3: 声を出せない場所では、口パクか書くに切り替える。口パクや書くでも、黙読よりは効果があると報告されています。電車では口パク、カフェではノートに書く、のように場所で選びます。
手順 4: 覚えたかは、書き出して確かめる。声出しの効果は、見分けるテストでは出やすく、書き出すテストでは出にくいことがあります。英単語を会話で使うには、自分で思い出す練習も別に必要です。
思い出す練習の組み立て方は、覚えたはずの英単語が口から出てこない理由と、使える単語に変える手順をまとめた記事で詳しく扱っています。
ここまでのまとめ: 覚えにくい単語を選んで声に出し、自分の声を聞き、声を出せない場面では口パクや書くで代用する。覚えたかは書き出して確かめる。
発音を判定してくれるアプリで声に出すと、研究の条件はそろうのか
最近は、音声認識 (= 話した声をコンピュータが聞き取って文字や判定にする技術) つきの単語アプリや AI 英会話があります。声に出す機会を増やす道具としては便利です。では、研究が示した条件をそろえられるのでしょうか。
関連する研究はあります。インドネシアの中高生の英語学習者が、音声認識つきの学習サイトで練習しました。その結果、練習しなかった生徒より、単語の意味が分かる力と発音の力が上回りました。ただし、これは「練習した人としなかった人」の比較です。声出しと黙読を比べた研究ではありません。
プロダクション効果を、こうしたアプリや AI で直接調べた研究は見つかりませんでした。この点を AI で検証した研究はまだ少ない、というのが現状です。
研究から論理的に考えられる問いはあります。毎回すべての単語を声に出して判定を受ける設計だと、声に出したこと自体が目立たなくなるかもしれません。一部の単語だけを声に出す使い方や、自分の声を聞き直す使い方のほうが、研究の条件には近いと考えられます。ただし、それで本当に覚えやすくなるかは、まだ確かめられていません。
ここまでのまとめ: 音声認識つきの練習が単語の学習を助けたという研究はあるが、声出しの効果をアプリや AI で直接調べた研究はまだ少ない。
よくある質問 (FAQ)
Q1. 英単語は声に出したほうが覚えやすいですか?
A. 研究では、声に出した単語は黙読した単語より見分けやすくなると報告されています。ただし効果が大きいのは、一部の単語だけを声に出したときです。
Q2. 全部の単語を声に出すべきですか?
A. 全部を声に出すと、見分けるテストでは効果は残るものの小さくなり、書き出すテストでは差がはっきりしないと報告されています。覚えにくい単語を選んで声に出すほうが、研究とは合うやり方です。
Q3. 声に出すのは意味がない、という話は本当ですか?
A. 意味がないとは言えません。グループどうしの比較でも、見分けるテストでは効果が残っています。ただし書き出すテストでは差が出ないこともあり、使い方次第です。
Q4. 声を出せない場所ではどうすればいいですか?
A. 口パク・書く・タイプ・ささやくでも、黙読よりは記憶が良くなったと報告されています。ただし、声に出すほどの効果は無いとされています。
Q5. 英語の単語でも同じ効果がありますか?
A. 外国語の新しい単語でも効果は報告されていますが、対象はエスペラント語でした。英語を第 2 言語として学ぶ人を含む研究もあります。日本人の大人を対象にした研究は見当たりません。
まとめ
- 声に出した単語は黙読した単語より覚えやすくなる、と研究で報告されています。
- 効果が大きいのは、一部の単語だけを声に出したときで、全部声に出すと効果は小さくなります。
- 「目立つから覚える」という説明が有力ですが、仕組みにはまだ議論が残っています。
- 声出しには損の面もあり、混ぜたときの得は黙読した単語が下がる形で出ていました。
- 声を出せない場面では、口パクや書くでも黙読よりは効果があると報告されています。
- 外国語の単語での研究はありますが、日本人の英語学習者での研究はまだ見当たりません。
参考文献
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最終更新日: 2026-10-13
著者: 中村 拓(Taku Nakamura)(greencafe 編集部 編集責任者・非ネイティブ話者)。公開された 13 件の研究エビデンス(tier 1=12 件 / tier 2=1 件)を横断分析・再構成した。
画像: いらすとや (https://www.irasutoya.com/) より
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