留学

留学の効果を決めるのは「期間」より「現地の友達」だった|研究で分かった理由

留学の効果は「何ヶ月行ったか」や「ホームステイか寮か」ではほとんど説明できない。6 カ国 100 名超を調べた研究が指し示したのは、現地でどんな顔ぶれの人とどれだけ関わったかという交友関係の中身だった。期間神話をくずし、滞在中の過ごし方を研究から組み立て直す。
認知言語学

英語の冠詞 a・the はなぜ覚えても身につかない?|研究でわかった「頭の中の数え方」の違い

a/the の使い分けが何年経っても身につかないのは、日本語には無い「名詞の捉え方」の違いが関わっているためだと、英語の意味の仕組みを研究する分野で指摘されている。冠詞習得の研究から、つまずきやすい理由と今日からできる練習を紹介する。
脳科学・第二言語習得

英単語はジェスチャーをつけると覚えやすい?|研究でわかった「体を使う暗記」の効き方

英単語は見る・書く・音読するだけでなく、意味を手や体で表すジェスチャーを添えると記憶に残りやすいと複数の実験で分かっている。脳の中で何が起きているのか、どんな単語に効きやすいのかまで、中学生にもわかるやさしい言葉で解説する。
学習動機・継続

英語を話す前の緊張、抑えるより言い換えると成果が出る理由

英語を話す前の緊張は、抑え込むより「興奮だ」と言い換えるほうが成果につながると心理学の実験で分かっている。「落ち着け」が効かない理由から、感情調整研究の知見をもとにした、緊張を興奮に言い換える今すぐ使える具体的な手順まで、中学生にもわかるやさしい言葉で解説する。
TOEIC対策

TOEIC高得点なのに話せない理由|「物差し」の違いを研究で読み解く

TOEICで800〜900点台を取ったのに外国人と話すと言葉が出てこない。これは怠けでも点数のごまかしでもなく、テストという物差しの設計と、知識を「使える」に変える練習の壁という2つの理由で研究的に説明できる。
リスニング

40代で英語が聞き取れないのは頭の衰え?|研究でわかった「耳そのものの変化」という第三の原因

40代になって英語が聞き取りにくくなったのは、勉強不足でも頭の衰えでもないかもしれない。研究では、加齢による耳そのものの変化が高い音から先に進み、その変化が「s」「f」「th」「sh」のような音の聞き取りにも関わりうると報告されている。耳の変化と、聞く努力による疲れの両面から、原因の切り分け方と対処できる範囲を整理した。
発音矯正

英語のPとBが同じに聞こえるのはなぜ?|「息の長さ」の研究でわかる直し方

英語のPとB、TとD、KとGが同じ音に聞こえて伝わらないのはなぜか。音声学の研究では、息を出し始めるタイミングの長さ(VOT)という物差しの違いが原因だと示されている。日本語との仕組みの違いと、紙1枚でできるセルフチェック法まで、研究に基づいてやさしく紹介する。
学習法

英語日記は本当に話す力になるの?|研究でわかった「書く時に出る英語・話す時に出る英語」

英語日記を続ければ話せるようになるのか。9件の研究を横断すると、答えは「効く場所が決まっている」になる。同じ課題を話す条件と書く条件で比べた研究では、話す側は文の組み立てが、書く側は語彙と正確さが引き出されたと報告された。書いて終わりにしない3手の設計まで研究から整理した。
語彙・単語

英単語の語呂合わせは本当に効くの?|50年の研究でわかった「効く場面」と落とし穴

英単語を語呂合わせやイメージで覚えるのは子供っぽいのでは、と迷う人は多い。しかしこの覚え方には「キーワード法」という名前があり、50年前から研究で検証されてきた。覚えた直後には確かな効果が出る一方、思い出す練習をしないと時間が経って崩れやすくなる場合も報告されている。効く場面と落とし穴を研究から整理した。
バイリンガル教育

子供が英語で全然話さないのは大丈夫?|研究でわかった「声を出さない期間」との付き合い方

英語教室に何ヶ月通っても子供が声を出さないと、多くの保護者は「ついていけていないのでは」と不安になる。実はこれは、理解できる情報をためている途中の自然な発達段階であることが第二言語習得の研究でわかっている。沈黙期の研究と、安心していい範囲・相談すべき目安の両方を整理した。